私たちは「選ばれる側」
- yosuke takahashi

- 4月22日
- 読了時間: 4分
更新日:5月7日
代表の高橋です。
U12スクール事業、そして中学校バスケ部の外部指導員として活動する中で、この度、新たにU15男子バスケットボールの町クラブチームを設立いたしました。
私たちの理念は 「育成・挑戦・勝利」。その根底にある軸は常に成長を見越した高い「視座」です。
■ U12年代、部活動に感じてきた違和感と、私たちのスタンス
U12年代で競技力だけに特化した活動は、時に“親の第二の青春”に子どもが巻き込まれてしまう場面もあります。私はそこに強い違和感を持っています。
また、その延長でU15世代が活動してしまうと必ずぶつかる「学業の壁」が出てきます。
私の「競技育成のゴール」は 中学3年生。だからこそ、「今の上手い・下手」で子どもを選別はせず、学業との時間をとれる活動設計をしています。
育成を掲げながら入口がトライアウトという形も、一定のレベルを求めるなら理解できます。しかし私が目指すのは、教育と育成に高い視座で関わり、子どもたちの“成長の案内人”になることです。
そこに暴力や暴言は必要ありません。子どもだからと上から接するのではなく、ファーストコーチであり、バトンランナーとして、大好きなバスケットボールを通して児童・生徒と向き合っています。
■ 現在の中学部活動の課題
現在の中学部活動は地域展開の過渡期にあります。
やりたいのに思い切りやれない。学校方針によりその可能性を刈り取られてしまう。誰かの犠牲の上で成り立っている、教員先生方の負担増。
経験未経験問わず「やりたい子は地域クラブへ」の時代になってきました。
■ ありがたいことに、U12設立から入会申し込みは120名を超えました
U12は現在54名が在籍(各学年:男子5名・女子5名、小1のみ3〜4名)。
U15は昨年度23名の問い合わせをいただき、準備不足の為、残念ながら全てお断りをせざるをえませんでした。
今年は体験・入会を経て、育成に最適な人数である12名での活動を目標とし、若干名募集しています。
初年度の12名は事業計画上も最適な人数と考え、3年後からは 1〜3年生合わせて最大15名としています。
理由は明確で、 「チーム文化をつくる最適な練習環境」と「育成世代に必要なプレータイムの確保」この2つを守るためです。
■ 一方で、U12は半数以上の方をお断りしている現状
大変心苦しいのですが、U12は50名以上の方をお断りせざるを得ない状況が続いています。市や学校との「場所確保」が、依然として大きな課題です。
● U12を男女各5名にしている理由
バスケットボールは5人で行うスポーツ。スクールなので公式戦はありませんが、私たちは 「誰もこぼれない・こぼさない」を大切にしています。
6人いれば必ず1人は外れます。スポーツに優劣はつきものですが、U12では「挑戦」と「環境」を最優先にし、 “バッターボックスにすら立てない子”をつくらないことを重視しています。
また、各学年10名を超えると体育館の安全確保が難しくなるという現実的な理由もあります。
● U15は「試合に出てなんぼ」
育成は 「試合に出てなんぼ」。挑戦できる環境があってこそ成長が生まれます。
試合に出るのは固定メンバーで他数十人が応援するような構造は、“勝ちたい大人”の都合であり、育成世代には適さないという考えが私にはあります。
■ 未来への展望
私たちのクラブは、2026年の本格始動に向けて、東京のU15バスケ界で存在感を高め、選手一人ひとりの未来をサポートするクラブとして定着したいと考えています。
この目標を達成するためには、地域の皆さんとの連携が不可欠です。私たちの活動が地域に根付くことで、子どもたちが安心して成長できる環境を提供します。
■ 最後に──指導者は「選ばれる側」へ
これからの時代、私たち指導者はもっと「選ばれる側」になる必要があります。
同じように地域の子供たち、ご家庭にも選ぶ権利があるのだということを知って欲しい。
JBA登録、部活動との地域連携、場所、指導者、すべてを含めて。マーケティング、運営、コミュニケーション──ただバスケを教えていればいい時代ではありません。
自分の手の届く範囲で、目の届く範囲で、声の届く範囲で。そこから一緒にのぼっていきましょう。
バスケットボールに関わるすべての人へ、最大のリスペクトを込めて。



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